F4LF40mm型は、500Hz-4000Hzの音を60%吸音する理論的能力があります。 フリーザーを設置する場合、裏側の壁部分に貼ることでコンプレッサー音を低減することができます。 完全にノイズを消音することはできませんが、改善策としては一般的な方法と言えます。
エンジンの騒音対策は重要なポイントです。吸音材の選定は低〜中周波数域で吸音効果に優れた材料(F-4、F-4LF)で厚みのあるものを使用されることをお薦めします。エンジンの振動によるカバー部のビビリがある場合、カームフレックスRシリーズの制振材などを併用していただくと効果をあげることができます。
プリンターの騒音源の主なものは、プラテンをたたく音と、キャリッジが作動する際に発生する音です。いずれも高周波域であるので、吸音材が有効です。また、振動による固定音を防ぐには振動吸収性の高いウレタンマットや足ゴムの改良が必要です。大型プリンタの場合などは中〜低周波域の対策として制振材の併用が有効です。
低周波数域での騒音レベルを落とすには通常、制振材、防振ゴムが有効ですが、軽量化を考えるのであればカームフレックスF-4LF、F-50などを使用すれば低〜中周波数域での吸音効果が向上します。
発電機、コンプレッサーなどの気密度が高い場合は吸音材が効果を発揮します。従ってボックス内で吸音が十分行われないと、かえって共鳴をひきおこし、増幅された騒音を外に出す結果になります。吸音材は可能な限り厚みのあるものをご使用下さい。たとえば発電装置などディーゼルエンジンを動力源としている場合は特に難燃性に優れた素材をお薦めします。それ以外の所ではF-4、F-4LFが有効です。